20160612

アネモネ結成十三周年記念回顧展『十三詣り』終了致しました。

見てくださった皆さん、

参加させてくださったアネモネの皆さん、

会場のバブーシュカの皆様、そしてバニラさん。

本当にありがとうございました。

新しく描いた罪の花はそろそろ私の手元に戻ってくるようです。

書き上げてすぐのものだったので、私がじっくり見る時間がなかった絵です。

オルゴールの音ともにひっそりと飾って楽しみましょう。

20160530

アネモネ結成十三周年記念回顧展『十三詣り』、はじまりました。
私は当時のイベントフライヤー原画と、描き下ろしの「罪の花」で出させていただいております。

****************
5/29(日)〜6/11(土)下北沢バブーシュカ
12:00-20:00※水曜日定休。6/5はイベントの為お休み。最終日は17:00まで。
会場へのアクセス
http://blogs.yahoo.co.jp/babooshka_shimokitazawa/folder/1101135.html
****************

twitterでも書きましたが、私にとってアネモネさんとの出会いは「純情キネマ」の始まりでもありました。

当時は高校生で、それまではバンドマンのファンサイトを細々やってました。グルグル映畫館さんや駄菓子菓子さん、Plastic Treeさんなどの似顔絵?を描いて、オリジナル的なものは特に何も考えずぼんやりと描いてました。

御三方が色妄や羅宇屋、Ya-fooとしてそれぞれ活動されていたのはミニコミ誌などで存じていて、アネモネとして始動された時にはまだライブも観れていないのに似顔絵を描いていました。メンバーさんにも送りつけていた気がします(恥ずかしいので、この部分の記憶は彼方に行っていますが)

その年の夏、名古屋のライブハウスミュージックファームで初めて見たのを思い出します。お二人は浴衣で、やすさんは作務衣に麦わらの花帽子でした(その時の写真、まだ取っておいてあります。あの頃はライブ中に写真撮ってたんだよ…なんか不思議な話。今はスマホで写真撮れるイベントとかもあるんでしょうけどね。)PIANOという曲で、自分が今まで聞いてきた曲の中で最も透明感を感じたのを覚えています。

1stミニアルバム「華一華~はないちげ~」の曲で「罪の花」という曲があります。
その曲は、手作りのオルゴールを伴奏にやすさんが歌う、とても儚い曲なんです。そのオルゴールを回す仕草や青白いライトに照らされるやすさんが忘れられないです。

その「華一華」の曲をモチーフにカレンダーをつくられると言うことで、何故かお声をかけてもらえたんです。
その時の私、高校生。人生で最も人づきあいが下手で、それでも異端者でありたいと静かな反抗をするようなお年頃でした。
そんな戯け者に、本当に幸せな話です。今考えてもなんでなんだろうと思います。

私の担当の曲は「罪の花」。
…一番好きな曲を割り振って頂けた私の気持ちわかりますか?

あの頃の私、嬉しくて期待に応えたかったけど、画力ゼロ。背伸びして始めたばかりのカラーインクも下手くそでね。本当にありえないほどに何もわかってなかった(水彩紙すら使わず描いたんだよ、本当に無知って怖い)
因みに他の参加される方は、当時まだ見ぬ憧れの安達加工所さんだったり、グルグルの鳶丸さんだったりで、高校生の脳内は大騒ぎでしたよ。

それで、去年この展示のお話を某ライブハウスで、バニラさんから伺った時に「過去作品…ですと…?」とちょっとしたパニックでした。

それでアネモネのライブにしばらく行けてなかった間に出されていた4thアルバム「バーレルセル」に、「罪の花」の1番が収録されているお話を聞き(1stミニアルバムの罪の花は実は2番だったと言う秘話!)、そこから罪の花をもう一度描かせていただけることに(私の引っ込み思案でネガティブ思考は、こういうときだけ図々しく忘れる)

あの時から根本的な部分は変わっていないつもりで描き上げた絵は、アネモネの皆さんにはどう見えるんだろうか。
とか、そんなことをぼんやり思いながら納品に伺いました。

私がオリジナルを描くに至ったタイミングをくれたのは、あの時声をかけて下さったバニラさん。
今、こんな風に自分の絵で人の前に出せるようになったのも全部です。

13年。こんなに経ったとは思えない程に、記憶は鮮やかで。あっという間の気がします。
私に転機を下さって有難うございます。これからも美しくて、儚い歌の花を咲かせてください。

20160516

DESIGN FESTAお疲れ様でした。

来て下さった皆様、ありがとうございました。
とても充実した時間を過ごせました。

新作も間に合いましたし、私としては満足です。

ジェンダーについて生と死について、朧で曖昧であることを愛して創作活動をしていますが、最近は理解してくださる方が声を上げて下さるので嬉しいです。

骨が出てる絵を描くと「不気味」とか言われますが、私の中では「ただ骨が出ている」だけなんです。

痛みも辛さもなく「骨が出ている」んです。

嫌な思いをして、辛い顔をして生きている人よりも、よほど幸せな状態のつもりで描いてます。

ジェンダーについては分けることを放棄しているんじゃなくて、曖昧であることへの執着なんです。

「天使は無性別」というのをどこかで見た時から、ずっと憧れていて。

だから私の描く彼らはみんな天使なんです。

還るところのない天使です。

そんな気持ちで描いてるので、いつまでも同じものばかりです。

最近は、もっと幸せにしてやりたい欲があるので、私の好きなお花や鉱物で飾ってあげています。

ただそれだけなんです。

20160415

今年のタイミングの悪さにちょっと悲しくなっちゃう。

失うことが怖くて手につかないとか。

いつまでも長生きしてもらえるものとは思わないけれど、それでも無くなることは極力避けたいです。

考えるだけでお腹が痛い。

嫌な夢を見たけれど、現実はもっと具体的で当たり前のようだった。

夢ならいいのにね。

20160408

昔よくやったよね。これ。理由のない悲しみの抜け出し方。
———————————————-
何もなくただ悲しいと思うことなんて、とうに無くなったはずだったんだけど。
鬱々とした事を考えてしまう、あの人の文章を読んで自分の扉も開いてしまった。

理由なく全てが怖いと思う気持ちも、自分一人だけで歩く事の怖さもなんとか見えないようにしてきた。
誰かに頼ることの弱さも、怖いと思う自分の弱さは見たくないから誤魔化してる。
上手くやりたいから考えすぎて、考えているうちに期を逃して人とズレるから、上手くやれない。
技術も容姿も自分の理想には及ばないのに、その上で恰好つけたい。

理想の自分には到底届かないし、周りの評価も理想には届かない。
本当はそんなことには無関心でありたいのに、心の中では世界の誰よりも気にしちゃう。

そもそも恰好つける必要はないんですよ。誰も観てないから。
しかしそれを考えると怖くて淋しくて悲しくて泣きたくなる。ああ、一人なんだって。
でもね、自分が見てるんですよ。理想に忠実であるべきだった自分が。
こいつが一番性質が悪い観客。落ち込んでるところに「お前、格好悪いな」って声をかけてくる。
それを無視する程メンタル強くないし、自信もない。

必死で恰好つけるんです。気にしている自分を1ミリでも見せないように。
負のスパイラルに住んでるナルシストです。

本当の解決策はなりふり構わずやることのはずなのに、認められないのが怖い。
「頑張った末の失敗や拒絶は怖いから、努力できない」
そんな言い訳も浮かんでこない位、自尊心だけ無駄にあった学生時代。本当に面倒な思考回路。
好きなものを好きなだけやれれば誰かと競争する必要はないと思ってたし、今もそう思ってる。
勝つことに執着して、負けるのが怖いんですよ。

でも、好きなものを誰よりも好きであれば、好きなだけやれるってことだけは分かった。
それだけは真実だった。
好きなものに対しては無様だろうと関係ない。私だけが好きであればいい世界だから。
自分がどこにいるかわからなくなったら、一心不乱に愛せるものを思い出す。
これだけで、心が救われる気がするんです。報われるんです。

それと誰よりも好きであるために努力すると、同じものを愛する人たちが集まってくるから、一人じゃなくなる。
だから、執着という名の愛は言葉にして、行動すべきだと思う。
(愛の対象に迷惑かけない程度にね、ここ間違えると大事なものを壊してしまうので気をつけて)

———————————————-
鬱々した気持ちに少し整理がついたかな。
あの人も誤魔化さずに向き合う為に言葉にしているんだろうな。

言われたら傷つくの知ってるから「頑張って」とも「元気出せ」ともいえない位には貴方のことがわかる。
「わかる」って言葉ではあの人を傷つけるかもしれないけれど、フラッシュバックするほどには理解できた気がしてる。
道は違うけれど、一緒に歩いている気持ちで応援しています。

20160309

短歌、はじめました。

「ちどり」というアプリで短歌を投稿しています。

名前は「沈香」です。

紹介してみたけど、実はこのアプリ名前で検索できない(笑)

ちょっと溜まってきたので、こっそり公開。

20160308

今まで描いた鉱物のリスト。

●メノウ(ジオードタイプ)…あ、「描けるんだ鉱物って」って思い開眼。好きで好きでたまらなくて、毎日見ていたものだから経験の積み重ねって大事だなと思った。好きなものを詰め込んだ結果、まとまるどころか広がり始めた。

●ニューメキシコ産ブルーフローライト…青が眩しくありたいと思って、昔挫折したホワイトワトソンを使ったら、思いのほか鮮やかでした。フローライトは色んな種類を何度でも挑戦したい。蟹の背が鮮やかで好きな一枚。

●母岩付き辰砂…辰砂は鳩山郁子さんの「カストラチュラ」から服毒の印象。オリエンタル攻めです。不慮の事故でインクがにじみ始めて、すごく焦りました。全体的に黄色くなったのも良い。最近では黒髪のアーモンドアイを描く事が珍しいのでちょっと色々新鮮でした。

●銅原石…ネットで見てしまった銅の原石が格好良くて参考にしつつ、描かせていただきました。銅の色って独特なので全体的にはモチーフはひどいのに可愛らしくなったのが印象的。内臓は苦手ですが、出ていてこそ初めて完成するエグい一枚。

●輝安鉱&辰砂…輝安鉱の光り輝くさまが最高に格好良くて、昔から大好き。刀の様にとがった美しさがモデルの方にお似合いすぎて。辰砂と共生すると知り、この人の心臓は炎のように赤く、毒のある怪しい光沢を放つんだ…と二度目の辰砂。

●リアルガー&エジプトの星…クリスマスのイメージで描いたんですが間に合わなかった、年末年始のご挨拶カード。リアルガーも赤くてね…赤い石が好きなんです。何かと有毒なところも。いばらの冠のかわりにスターマイカのような可愛いリースをつけてます。実はクリスマスが近いと、何かとイエスにまつわるものを描きがちです。もういっそ毎年描こう。有毒なリアルガーをいれた葡萄酒を一気にあおるんです。半身は死んでいるので、このくらいの毒がちょうどよい。そんな感じです。

宛名面で、2015年の冬に探していた「エジプトの星」を購入できた喜びをこめて、ホットワインの材料と共に。

他にも白黒で描いていた、モリオン・ビスマス・骸骨水晶などなど。

あと、F10で描いたものも、現在の形に似てる。クチナシとメノウちゃん。

今度イラストをまとめた本に「実はこんなの描いてました」というおまけ本が付いたら面白いので、がんばろーかと思ってます。(実際は、語ることですべてを台無しにする可能性もあって、諸刃な気もしている)でも、饒舌な収集家※おしゃべりなオタクともいう※なので、聞いてもらえなくても話しはじめますよ多分。

20160303

デザインフェスタのテーマがALICEの予定だったのですが、ephylaの二人で話し合った結果、「ジョン・テニエルのアリスが好き過ぎて、自分たちで模倣する意味がない」という結論に至りました。

大好きだからこそ、自分が創る二次創作に興味が持てないというジレンマ。

と言うことで、潔くテーマを変更します。

お花大好きっこ倶楽部・ephylaのメンバーによる「花と鉱物」をテーマにした作品を作っていきます。

私は通常運転ですね。今やりたい事をやります。

「花冠とアメジスト」

お楽しみに。

20160110

あけましておめでとうございます。

今年、2016年のテーマは”輝き”です。

鉱石の美しい輝き、花びらにたまる露の輝き…瞳に溢れる涙の輝き。

執着を照らしだす光のように、2015年から2016年へと変わって行ければと思います。

展示やデザフェスなどでお会いできますように。