カジャラ#3働けど働けど 神奈川公演

※この記事には演目内容のネタバレを含みます。この注意書きを読まずにスクロールした人は、自身が大変注意散漫であることを肝に銘じ、ネタバレに傷ついた自身の心に対しセルフ謝罪をしてください。私は謝罪しません。


CONTEMANSHIP KAJALLA#3『働けど働けど』

神奈川芸術劇場 2018年3月11日日曜日 14時開演

会場の神奈川芸術劇場に向かう前に、同居人と二人でサイゼリヤにてお昼ごはん。本当に目と鼻の先に中華街があったというのに、我々はサイゼリヤをなぜ選んだのか。それは安心・安定のおいしさがあるからです。

おなかも程よく満たし、会場へ向かうため高架下をくぐると、上を見上げると光によって反射した水面のキラキラした波の模様が、天井一面に広がって「春が来たんだなぁ…」と陽気な気持ちになりました。そしてゆっくりとそのキラキラした天井を抜けた後、道を間違っていたことに我々は気づき、そそくさと引き返したのでした。

物販は今回の公演は、すっきりって感じのラインナップでしたね。水色のボールペンもTシャツも華やかな色合いで…てっきりロゴカラーのピンクが来ると思っていただけに、爽やかさが逆に眩しかったです。そして、#2裸の王様の上演台本を購入。レザック66金茶の紙が目に眩しい。「レザックはお安い紙なのに、不思議なことにちょっと高級そうに見えるのはなんでかね…」「そうか?文集の表紙だからじゃない?」「あ、雰囲気がちょっとお安い感じになった」とそんなやり取りしつつ、有難く購入させていただきました。

今回は上手奥が座席でした。劇場自体がちょうどいい傾斜なので、距離はありましたが見やすかったです。神奈川芸術劇場は座席のシートが赤くて眩しいなぁと思いながら、開演を待つ。隣で同居人がおもむろに「コンタクトを外す→眼鏡をかける→コンタクトに戻す」の動作をしていて、凄いなぁ…と思いながら、バインダーの準備をしておりました。

ちなみにバインダーには#1、#2のフライヤーが2枚ずつ入りっぱなしになっていたのでちょっとホワッとしたのですが、「DVD発売フライヤー」を入れるのがギリギリすぎて次回はちゃんと移し替えようと、固く心に(そしてこの日記に)誓いました。

恒例の黒子さんの「上演前の諸注意マイム」。今回から南さんではなくなったと事前に伺っていましたが、確かに親しみやすい?気がしました。キチッキチッっと動くのではなくて、日常的ジェスチャーという感じです。


開演

メインテーマの中、うろうろとポスターの配置に並ぶ5人。斜めの日オマージュだと思っていた、あの決めポーズからどういった流れで始まるのだろうとワクワク。

斜めポーズから倒れるように、吹き飛ばされるマイムをしている5人。風の音と照明がチラついていたのか、本当に吹き飛ばされてるように見えて凄かった!5人が下手からの風に逆らって、吹き飛ばされつつ前へと進む姿が本当にすごくて。ちょっと上のほうの席だったので、円を描くように時計回りに動いていたのが見えていたのですが、規則的なのに不規則な動きに見えたのに感動しました。

あの滑らかな動きは下にひいてあるシートと、普段履かない靴下のおかげなのだろうかと、マイム中は足元ばかりじろじろと見てしまってました。

この話、初期ラーメンズによくあった星新一のショートショートのような雰囲気があって、一番好きです。私にとって「こんなに笑えるのに…」の「のに」の部分に来るぞわっとした空気が、小林さんのコントの好きなところなので、このコントはストレートに突き刺さりました…!!

コントの内容逐一書くのもレポとして良いのかもですが、如何せん印象的だったことしか書けないので、あとはもう一個「一握の砂」の一人舞台。波の音、放置された鞄と靴。砂の城を黙々と作る男が一人。

定期的に蟹と戯れてくれたおかげでこぼれずに済みましたが、積み上げては壊れる砂の城に、涙がでて半分視界が滲んでました。最後の積み上げてきたものの強さと、それを良しとせず自ら壊し、新たに作り上げる様がもう駄目でした。頑張って蟹のことを考えてました。

暗転後に頭を深々と下げた小林さんの姿が、綺麗で綺麗で…。

もうこの後は、基本的に「竹井さんかわいい」しかないです。あと野間口さんのおかげでゴールデンボールズライブのネタでブラッシュアップが見れたのが凄く嬉しかったです。


終演後はバインダーもっていかにパントマイムの美しさが素晴らしかったか、竹井さんの掃除のおじさんのスクイジーさばきが美しかったかを、滔滔と書き連ねたアンケート提出してきました。

要約すると『働けど働けどは』パントマイムをたくさん堪能できる公演でした。最高に私得な作品です。

そして、何となく「ラーメンズの時の面白さ」の種類に似てきている気がしています。このネタをやるためのメンバーとしてあの4人とやっているんだなぁと思えて、良かったです。本公演は今生の内に見れたら嬉しいですが、まずは小林さんが楽しんでネタをやってるその場に、立ち会えてることに感謝し続けていこうと思います。

あ、ついでにカーテンコールでは、3階席のお客さんへのご挨拶の後に、7階席へもご挨拶されてましたね。高次元の存在も招待されていたのでしょうね。そのあと唐突に「僕も愛してるよ」と小林さんがおっしゃってたので、多分7階席のお客様との軽快なコールアンドレスポンスだったのでしょう。

それでは、横浜公演千秋楽お疲れ様でした。東京公演を楽しみにしています。

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